いびき・睡眠時無呼吸症候群に対する診療内容

一般に、いびきは単純に考えられている様なHPが溢れています。いびきはなぜ起こるのか?
どの様ないびきの治療が望ましいのか? その理由は? のどの形を変えればいびきが小さくなるのか?
いびき手術の修正を希望される患者さんが少なくありません。

当センターの特徴は、保存的治療のみで対応できない患者さんには、当院オリジナルの先端的手術療法で対応可能なことです。 いびきは決して単純な考えで手術すべきでありません。

その回答は診療内容で詳しく説明しています。
いびき、昼間の眠気、睡眠時無呼吸などは睡眠時呼吸障害と呼びますが、この病気に対する最も体に負担の少ない、有効率の高い手術を行っています。

鼻に対しての診療内容

鼻に対しては、複合鼻科手術を行いますが、従来の鼻の手術と異なるのは、昼間の鼻の通気性は格段に良くなるだけでなく、花粉症やアレルギー性鼻炎、血管運動神経性鼻炎にも大変有効で、ほとんど薬が不要となります。
このことは大変重要で、当センターの調査では睡眠時呼吸障害の実に71%の患者さんは花粉症やアレルギー性鼻炎を合併していました。睡眠中にも鼻の通気性は確保され、咽に生じる陰圧を軽減して虚脱や狭窄を防ぐ効果があります。

最近(2011年6月)の検討では、

  • 複合鼻科手術(鼻腔整形術)の睡眠時無呼吸症候群に対する有効率は92.9%
  • いびきに対する有効率は97.2%
  • 昼間の眠気(過眠)に対する有効率は96.8% 

でした(第73回耳鼻咽喉科臨床学会で発表2011/6)。

のどに対しての診療内容

のどに対しては、コブレーション(低温高周波)を用いる口蓋垂軟口蓋咽頭形成術UPPP(従来法では1週間の入院で全身麻酔下に行う手術を60分以内に終了)し、日帰り手術が可能です。従来法との相違点については手術についてで詳しく説明しています。

これら手術のための戦略について

  • 久松建一、牧山清、平井良治、岸博行:睡眠時呼吸障害に対する鼻科手術と低温高周波UPPP併用の効果. 耳鼻咽喉科臨床 2010;103:4:387~394.
  • 久松建一, 牧山清, 平井良治, 他. 睡眠時呼吸障害に対するコブレーションを用いたUPPPの短期効果. 口咽科 2010;23:87-96.
  • 久松建一, 工藤逸大, 牧山清,他. 睡眠時呼吸障害の手術効果からの検討. 口咽科 2012;25:139-150.
  • 久松建一, 工藤逸大, 高根智之,他. 睡眠時呼吸障害に対する鼻内手術の鼻腔抵抗による評価. 耳鼻臨 2012;9:851-857.

診療内容

耳鼻咽喉科一般、花粉症、アレルギー性鼻炎、いびき・睡眠時無呼吸症候群、昼間の眠気、鼻詰り

耳鼻咽喉科は耳と上気道(鼻、咽頭、喉頭)を専門に扱う外科系の診療科です。

土浦いびき・睡眠時呼吸障害センターを併設して、この重要な疾患の診療に取り組んでいます。 患者さんと専門医師の協同作業が不可欠です。

当院では、処置、薬物療法などの保存的治療に加えて、手術を行っています。  鼓膜形成術、鼓室形成術、鼻中隔矯正術、鼻甲介切除術、粘膜下下甲介骨切除術、内視鏡下副鼻腔手術、coblation コブレーションを用いた低侵襲手術の咽頭形成術、口蓋扁桃手術が主な手術です。

いびき・睡眠時無呼吸の手術は日帰り手術です。 治療に当たっては患者さんの苦痛について最大限の注意と配慮を行っています。従って、可能な限り苦痛と侵襲が少なく効果の得られる手術方法を工夫確立しています

花粉症、アレルギー性鼻炎の治療

花粉症、アレルギー性鼻炎の治療では、薬物なしで日常生活に支障ない状態にまで改善させるのが目標です。

当院は、耳鼻咽喉科・アレルギー科を標榜するクリニックです。

アレルギー性鼻炎、花粉症、気管支喘息に対してアレルギーの専門的な治療を行なっています。 原因抗原の明らかなアレルギー性鼻炎、花粉症、気管支喘息に対して特異的減感作療法を最短期間で危険なく維持量に到達させる方法で行なっています。

患者さんそれぞれのアレルギー体質の状態によって異なりますが、アレルギーの原因物質の抽出液で強いアレルギー反応を起さない濃度を調べ、その微量から週一回の皮下注射を行います。

徐々に増量して目的の最大量(維持量)に達した後は、維持量を2~3ヶ月ごとに皮下注射を行います。

通常、維持量までに数ヶ月が必要です。 複合鼻科手術(鼻腔整形術)という当院オリジナルの再発の少ない粘膜上皮を保存する最も進んだ鼻閉に対する手術を行っています。くしゃみ、鼻水にも効果的です。一泊二日で行います。

鼻の構造の整形をせずとも、花粉症の粘膜のコブレーションを行えば、レーザーのように粘膜を犠牲にしないで、アレルギー症状をきわめて軽くすることが可能です(麻酔を入れて約15分で終了し、かさぶたも付きません)。

睡眠時呼吸障害、いびきに対しては、鼻の構造を修正する複合鼻科手術が勧められます。

いびき、無呼吸、昼間の眠気の治療

当センターにおける最も多い訴えは、“いびき”、“無呼吸”、“昼間の眠気”です。

これらはすべて、睡眠時無呼吸症候群の症状ですが、“昼間の眠気”については睡眠障害やナルコレプシーなどの睡眠時無呼吸症候群でない病気が原因の場合があります。 このような場合は睡眠障害の専門医(睡眠医学、精神医学など)の診察がすすめられます。

当センターは上気道(鼻、のど)に原因のある睡眠時呼吸障害を専門としています。

  1. 睡眠時無呼吸症候群などのCPAP療法の効果が見込まれても鼻疾患のために施行困難な場合
  2. いびき
  3. 昼間の眠気の強い上気道抵抗症候群のように睡眠時の呼吸検査でAHIが20以下で保険診療ではCPAP療法
  4. が受けられない場合
  5. これまでUPPPなどののどの手術を受けても効果が不充分な場合

上記の内容などに、当センター独自の確立した手術方法で成果を挙げています。
詳細は、手術についてページの説明をお読みください。

手術について

当センターでのいびきに対する手術

当院でのいびきに対する手術は、コブレーション coblationを併用した低侵襲、日帰り手術の軟口蓋形成術を行なっています。瘢痕収縮の恐れと強い術後疼痛からレーザーは用いません。

さらに、複合鼻科手術(鼻腔整形術)を追加することで睡眠時の呼吸障害を改善させ、CPAP療法からの離脱に成功する場合もあります。 詳細は、睡眠時無呼吸症候群・いびきページをご覧ください 。

睡眠時無呼吸症候群・いびき

年間4回以上も急性扁桃炎を繰り返す習慣性扁桃炎は、口蓋扁桃摘出術の適応ですが、最新のコブレーション coblationテクニックを用いて出血や術後疼痛もなく口蓋扁桃の低侵襲、日帰り手術をすることが可能です。

コブレーション coblationとは?

コブレーション coblationは、治療装置の開発メーカーである米ArthroCare社の造語で“cool + ablation”の意味、すなわち低温(40~70度)にコントロールされた組織の切除を意味します。 

コブレーション療法 coblationの原理は、双極高周波を用いて溶媒中のナトリウムをイオン化、励起して組織における分子結合を切断します。 

[コブレーションUPPP (cobUPPP)]は、低温双極高周波電極を用いて軟口蓋の形態と性状(硬さ)、厚みを変え睡眠時に陰圧による閉塞や狭窄を起り難くする手術です。 

この手術手技は従来の主に形態を変えることに主眼を置いていたUPPPとくらべると大きな進歩です。 コブレーションによって扁桃腺を切らずに縮小することが可能になりました。 

また、出血が無く、術後の痛みも軽い低侵襲手術のため日帰り手術が可能になりました。 低温であるために電極周囲の組織に与えるダメージを最小限にコントロールされ、従って、術創の回復が速やかなのもコブレーション療法の特徴の一つです。

はじめてご来院の方へ

初診の方は、受付で保険証、紹介状をお持ちの方は提出し、番号札を受け取ってください。
駐車場が一杯の時は申し出てください。問診票を書いてお待ちください。
院内は禁煙です。
初診時の予約は不要です。 

もし、これまで治療を受けている方は、何処で、どのような治療であったか、経過、薬の内容、検査データーなど役に立つ情報があれば診察時にご用意ください。

いびき、無呼吸、昼間の眠気などで受診の方へ

咽の写真、鼻咽喉のファイバースコピーを行い、その場で所見をご覧いただきます。
さらに鼻腔通気度検査を行います。

器械をお貸しして自宅で2晩の簡易睡眠時呼吸検査を行っていただきます。返却された器械から記録されたデーターを解析して説明します。このための予約を取ります。

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久松耳鼻咽喉科医院 - 土浦いびき・睡眠時呼吸障害センタ は、 

土浦市の耳鼻咽喉科・アレルギー科です。各学会で認定された専門医が診療にあたっています。 

睡眠時無呼吸症候群・いびき 、花粉症・アレルギーなどでお悩みの方は、 お気軽にご相談ください。最新の診療を提供いたします。

久松耳鼻咽喉科医院
土浦いびき・睡眠呼吸障害センター
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